20代の視点で見る時事ネタブログ

20代の視点で時事ネタを読み解きます。「若いくせに、青二才が」とは言わず一緒に考えましょう。

ゆとり世代のゆるい就職と結婚。

多くの大学4年生は就職活動も終わり、一息ついて卒論へと転換するこの時期。

もちろんまだまだ就活が続いているという人も多くいる。そんな中気になる記事が。


<ゆるい就職>若者が正社員で働くのは「負け」 慶大助教が提案 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 

私の周りにも「大手企業から内定をもらい、安定した生活を送りたいと意気込んでいた人が辞めたという話を聞く。だったら上司や勤務時間に縛られない生活を望む」という友人がいた。彼は、俳優志望で大学卒業後は方向転換をしてその系統の道に進むそう。

 

20代というとギラギラと将来を見据えているようなイメージを持っていたが

実際は漠然としている将来に不安を感じ地に足をつけたいというのが本音だ。

特に大学に通う多くの20代は、就職をし経済力をつけ、大学卒業後の数年で

結婚したいという夢を抱いているのではないか。

 

ある種、結婚は人生のゴールでもあると私は思っている。このゆるい就職は、

ベンチャーともまた違うようだ。自ら起業をする、そのリスクも背負いたくない、

しかし夢は見ていたい、少ない日数である程度のお金は欲しい、まさに甘えだ。

同じ20代ではあるが、あまり好意的な印象を持つことはできない。

辛い業務をこなし対価を受け取る、その先に結婚し家族を養うということがあるのだろう。夢見がちな人々が増えすぎてはいないだろうか。

 

むむむっと思う気持ちがある。今の30代以上の、我々からすると

大変立派に見える「大人」の方々は我々の現状に対して、否定的な見方を

するだろう。仕事、結婚、夢。

 

変化の激しい社会の中でたくましく生きるためには、学生は少し、

生き方から考え直す必要があるようだ。